全長2500 mのロープウェイは圧巻!長野県阿智村の旅レポート

今回は、長野県の阿智村についてレビューしていきます。

阿智村は標高1000 m以上の山間にあり、昼間は温泉街ののどかな雰囲気を味わうことができ、夜は満点の星空を眺めることができます。

阿智村の中にある昼神温泉は美肌の湯と呼ばれる泉質を誇っており、周囲の山や川の落ち着いた雰囲気も相まって心安らげる場所となっています。

また夜は、全長2500 mのロープウェイに乗って「天空の楽園」に向かうとそこは、都会では決して見ることのできない星々に心躍らされること間違いなしです!

「天空の楽園」はロープウェイで山頂近くに登るため、地上の温泉街の明かりは全く届かなくなっており、さらに時間になると施設の照明も一斉に消えるため、あたり一面月明かりと星明りのみとなり、自然が生み出す光に集中することができます。

施設内は三種類のブースに分かれており、施設の方が星の説明をしてくれるブース、音楽のみが流れていて自分のペースで星を眺めるブース、アップテンポに盛り上がれるブースなど好みや気分に応じた楽しみ方もできますよ。

私は星空の観察が好きで「天空の楽園」目当てに阿智村に行きました。正直昼神温泉自体にはそこまで期待していなく、「ただの小さな温泉街だろう」くらいにしか思っていませんでした。

しかし、行ってみるとそこは見渡す限りの山々に、近くを流れる川の音、ちょうどいい湯加減の温泉に、おいしい料理、といったように日々都会の喧騒に打ちひしがれている自分にはこれ以上ないくらいに心安らげる場所となりました。

夜になり目当ての「天空の楽園」に向かいました。前日からの天気予報では曇り空となっていたため星が見れるかどうか心配していましたが、ロープウェイから降り立ち見上げた空には、まだ施設が消灯していないにもかかわらず無数の星々を眺めることができます。

私は少し早めに着いたこともありどのブースで星空の観察をするか、歩いて回ろうとしましたがもうすでに場所取りが始まっており、施設の方が説明をしてくれるブースに決め、持ってきたレジャーシートを広げました。

3月ごろに行ったこともあり少し肌寒かったですね。時間になると施設の方のアナウンスから周りが一気に消灯し、あたり一面自然の光のみとなりました。思ったよりも周りは明るく感じられましたが、動き回ると少し危ないので注意が必要です。

天を突き刺すような光のレーザーを用いていました。施設の方はユーモアを含みながら、丁寧に説明してくれて、既存の知識の再確認や新しい学びに出会えました。30分の時間はあっという間に過ぎ、あたり一面明るくなりました。

私は、名残惜しみながらロープウェイを下り、もと居た旅館に戻ることに。旅館の方は時間が遅いにもかかわらず暖かく出迎えてくれて、また来ようと思いました。

ここで気になった点を挙げると、まず山の天気は変わりやすく予想が立たないため今回のように曇りから晴れの場合はいいですが、逆の場合山頂では何もすることがないので少し寂しい気持ちになるかもしれません。

また、山頂の売店で食べ物や合羽、レジャーシートなどたいていのものは売っていますが、少し割高となっているので持参することをお勧めします。

折り畳み傘は必ず持って行ったほうがいいです。また、着いてからの時間や星を眺めている時間はけっこう長く、屋外のため女性は肌寒く感じるかもしれません。ブランケットなど持っていくことをお勧めします。

しかし、そんなことは小さいことと感じられるくらい素晴らしい星空を見ることができるので、ぜひ多くの人に行ってみてほしいです。

星を見ることが好きな人はもちろんのこと、日々仕事に追われ都会の喧騒にうんざりしている人、どこかのんびり時間が過ぎるのを楽しみたい人など小さい子供からお年寄りの方まで幅広い人たちにお勧めです。

成人の方は自身の趣味の延長線上や仕事の疲れを癒す目的にもいいですし、彼女や奥さんとのデートや友達やグループでのアクティビティにも最適です。

また、小さい子供は夜が遅くなってしまうためロープウェイでの「天空の楽園」に行くのは難しい場合もありますが、その分温泉街での食べ歩きや自然との触れ合いを楽しむことができます。

さらに、お年寄りの方でも「星空の楽園」のツアーで送迎バスも出ていたりするので、旅館に泊まり温泉や料理を楽しんだ後気軽に、星空の観察を行うことができます。

私は、より多くの人に阿智村の良さを知ってもらい、昼神温泉や「天空の楽園」の星空観察を楽しんでもらい、また阿智村に行きたいと思ってもらえると嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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